◆Blue
1. storia
これは聴いたことがある人も多いと思います。
幼心に(?)何か凄い歌だな~と思ってました。
歴史秘話ヒストリアのBGMはこれの変化バージョンみたいなのが多くて、映画のメインテーマとその派生みたいな感じなのが好きです。
kalafinaにしては短め。
2. 君の銀の庭
最初にMagia(4曲目)の方を知っていたので最初聴いたとき
え?明るすぎない?
と思ったのですが、よく聴くとちゃんと歌詞が合っている(微妙に怖い)という。
3. red moon
これ、なんでRedの方に入れなかったんだろう…と思ってしまった曲。
「恋に落ちて~」がサビだと個人的には思う(というか印象に残って好き)のですが、実はBメロみたいな感じでその後別のサビが出てくるという贅沢な仕様。聴けばわかります。しかもめちゃめちゃ長いのに飽きさせない。そしてタイトルそのものが音に凄く合ってます。
4. Magia
storiaの次に知った曲だと思います。
まどマギの雰囲気にあいすぎててびっくりしたのを覚えています。
そして、歌詞がストーリーに沿ってほぼ解釈できるということにまた感激しました。(当時はあまりそういうのを知らなかったので…)
歌はもちろん、間奏、後奏がとんでもなくカッコいいです。
Lacrimosa, red moon, ARIAとかに近い雰囲気がありつつ、また別のロックとクラシックの融合という感じ。(正確にはクラシックというか教会音楽の影響を受けてるらしいですね…)
5. seventh heaven
激しい曲の後に落ち着ける曲。
よくわからないけど冬の冷たさがストレートに伝わってくるような曲と音です。
長い曲(6分超)のわりに繰り返しのメロディが少なく、歌詞よりもメロディとアレンジでストーリーになっている感じ。
6. signal
曲らしい曲が始まるまでになんと30秒かかっている曲。
力強い曲、激しい曲は他にもありますが、攻撃的な曲はこれくらいだと思います。
しかも、他人への攻撃ではなく内省的に、自分の内側に牙を向ける感じ。
7. 夏の林檎
最初「柿なの?向日葵の〜」と言っているのかと思って思わず歌詞を確認した曲です。(正しくは 垣根の〜 です。)
アコギのゆるやかな音が登場する林檎とかレモンにあってます。
他と比べると現実的な印象を受ける曲で、サビからは実在している女性が夏の日に優雅に帽子を被って風に当たっているような(?)情景が浮かびます。
林檎が何かの比喩なのか、そのものなのか考察してみたかったですがよくわからなかったです。
8. sprinter
これもそれなりに激しい曲。この辺は交互になってますね。
1分50秒あたりからの展開がすごいですね。転調の仕方が安定の綺麗さ。
全体で見てもかなり変則的な構成になっています。
9. I have a dream
梶浦さんが参加していたSee-Sawというバンドの曲みたいですね。
たしかに、歌詞を読むと他とは違う感じを受けます。
もしかしたら夜行列車に乗って上京しているのかもしれませんね。
10. 未来
Cメロとそのあとの間奏が大好きな曲。もちろんサビがあってこそなんですけど、Cメロでしっかり変化することでメリハリがつく感じ。
これもまどマギ関連の曲です。
儚い希望を表している感じがします。(本編のストーリーを知っているとなおさら…)
11. 満天
凄く激しい曲というわけではないのですが、サビのメロディの作り込まれた美しさ、間奏でサビのメロディがヴァイオリンのソロで繰り返されるところ、転調の仕方、Aメロからサビまでの流れ、どれを取っても完成度が高く疾走感があります。
一つ驚きなのが、サビのメロディが、ヴァイオリンのソロで再現されているところを含めると、4種類のキーで登場するところです。
特に「安らぎのあると人の言う」のところで一度低くなるのが好きです。しかもこのフレーズは古文とか漢文の文章にも出てきそうで想像が膨らみます。
12. snow falling
静かな曲。ラストに向けて一休みという感じ。
13. to the beginning
最後の方にこのタイトルの曲を持ってくるのは偶然かもしれないけどやっぱり狙っていると思います。
疾走感と繊細な美しさを両立させた独特な曲です。
14. symphonia
最初、なぜこの曲が一番最後なのか疑問だったのですが、これも歴史秘話ヒストリアで使われていたと知って納得。(1曲目も歴史秘話ヒストリアの曲なので)
さらに、タイトルと歌詞を見ると、音楽への明るい肯定を表していて、選曲の妙を感じました。
Red編→https://hana00000.blogspot.com/2020/01/kalafinared.html