※最新巻までのネタバレを含む可能性があります。
たまには個人的などうでもいい話でも書きますと、今日、炊き立ての白いご飯を一気に食べようとしたら体の中(胸のあたり?)をやけどして苦しい思いをしました。胸が苦しいってこういうことか。…皆さんは気を付けてください。
7話、ハクの見た目が一番少年漫画っぽい印象があります。
全体を通して1人だけ少年漫画感が強いと思っているのですが、7話は特になんというか…、冒頭から目がキマってて八重歯描かれてますし。
…あ、風の部族の一少年にちょっとだけ戻ってるのかも。
冒頭、ハクはお金の計算をしています。なかなかレアシーンの気が。
テヨン「兄ちゃん お姫様守ってるのも金目当てって聞いたけど本当か?」
やばいなあ…。ヨナの世界、子供あんまり出てこないけど出てくると大体とんでもない発言してるよね。
そして帰ってくるムンドク。
ムンドク「その時お守り出来ず口惜しい」
あ、このシーンやん。テウ達にヨナの正体がバレたの。
ムンドクがこんなふうに言う相手、ヨナしかいないっしょ。
人目を憚らずにヨナを抱きしめるムンドク、相当感情が動かされてることが窺えますよね。
ヨナ「あんなに美味しいごはん 初めて食べた」
これまでいくらでも贅沢をしてきたであろうヨナが既にこう言うようになっているの、グッときますね。
そんなところへ帰ってくるヘンデ。
ムンドク「ヤツらはスウォン様を王に即位させたがっている」
ここのコマで一気に5話あたりの暗い空気が帰ってきます。
“父上を殺したスウォンが この国の王になる…⁉︎”
なんと言っていいかわかりませんが、やっぱりヨナにとって父って特別なんだなあ。王ってだけじゃなくて。
ムンドク「スウォン様を王に認めてしまったら ハクに国王殺害の疑いがある事も認めてしまう事になる」
…本当にそうなのか?逆じゃね…?読解力がないからわからぬ。
ムンドクはスウォンが何か抱えてることに気づいてるとは思うんですけどね。でも知らない。でも自分が知ることじゃない。…というのを全てわかった上で、一般にみんなが思う「長老」のどっしりと構えた態度でしっかりやりきっているように感じますね。
場面は切り替わって火の部族の人々の方へ。
山の中。黒々と(黒じゃないと思うけど白黒の漫画の中ではそう)茂る木の葉。
テジュンってよく見ると独特な目をしてますよね。
テジュン「風牙の都に着く前に商団をツブせ」
ここの横顔、テジュンの頭のリボン(じゃない気がするけどそう言っておく)がなんか怖い伸び方してて怖いっすね。うん。
なのにその直後には残念な猫みたいな目をしているという笑
テジュン「ヨナ姫を手に入れていれば 玉座は私のものだったのに」
後にテジュンとヨナが結婚していたらというifが巻末に描かれましたが、別に玉座があなたのものになっても幸せにはなれませんよ。玉座が欲しいと言いつつヨナのこと好きですからねこの人。ええ。
フクチ「マジでゆってんの」
この小さいツッコミ、最高。このコンビが物語を通してずっといい味を出してくれてますよね。
場面は再び戻ってヨナの方へ。
倒れるテヨン。商団が襲われたという知らせ。
緊迫した空気の中でのヨナの心のつぶやき。
”火の部族の後ろには空……王族がいる”
”敵にまわしたら風の部族はただでは済まない”
”もう誰かが死ぬ所を見たくない”
ひゃーすごいねえ…。こういうの見ると190話あたりの展開はこの時点でかなり完成されていた感じしかしない。
ヨナ、幼少期のことは何をどれくらい覚えてるんでしょうか。
ハク「今戦争すんのは許さねえ この件は俺が必ず何とかする」
ここのハクの顔、後々のものとはまた違う鋭い表情をしていて好きです。
かっこいいハクが大好きな部族たち。この人たち一番ふざけずにはいられないよね笑
ヨナ「私に何か出来る事……ない?」
ハク「女官殿はもーちっと色気を身につけるこったな」
ここで名前は出てこないものの恐らくアヤメと思われる女の子が登場。
かなりのサブキャラですが、アヤメ、好きなんだよなあ…。女性キャラの人数が少なめながらみんな個性的で魅力的な作品ですが、その中で出番は少ないのに全く見劣りしないと思ってます。
ここから150話あたりのあのエピソードに繋がっていくと思うと感慨深いですし、ハクもこの頃ヨナがああなっていくとは思ってないよなあ…。
場面は変わって夜、ハクとムンドク二人だけに。
ハクが大人の会話をしているシーンは意外と珍しい。
武力の強さとヨナといるときの色気の印象が強いハクですが、政治的なことにも意外と向いてそうと思ったり。
スウォンを承認し、ヨナを風の部族の人間として生かす。
ハクが自分一人で放浪する覚悟を告げるシーンです。
1コマずつすごく複雑な表情をしてますよね。憂いと怒りと覚悟というか…。
ハク「風の部族長ソン・ハクの最後の命令だ」
ムンドク「御意」
左目から静かに涙を流すムンドク。
わちゃわちゃしたシーンも戦いのかっこいいシーンも恋愛シーンも好きですが、こういうシーンによって作品が締まる感じがして惹かれます。
第6話→https://hana00000.blogspot.com/2021/12/6.html
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