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2020年6月30日火曜日

Musescoreで音が出ない原因と解決法(イヤホン、ヘッドフォン使用時)

先日 MuseScore という、無料で楽譜を作成できるソフトをインストールしてみました。

こちらからダウンロードできます→https://musescore.org/ja

楽譜に入力した情報をもとに音を再生することができます。


で、実際に再生してみたのですが、最初にやった時には音が鳴らなかったので原因を考えてみました。
もちろんデバイスの問題やバグなど、色々考えられるのも事実ですが、私の場合何が原因だったのかを書いてみます。(どなたかのお役に立てれば幸いです)


今回はイヤホン/ヘッドフォンを使用して作業するときのことを考えます。
また、参考までに、私はWindows10を使用しています。


まず、こちらがうまく再生できている時の音量ミキサー画面です↓
(ヘッドフォンをつけています)


Windowsを使っている方はタスクバーの右の方のメガホンマーク(?)風の「音量」アイコンから確認してみてください。

で、こちらなのですが、なんと、イヤホン(ヘッドフォン)を外すとMuseScoreの項目が消えてしまいます。
消えてしまうと、MuseScoreの再生ボタンを押しても再生できなくなってしまいます。




ミュートになっていることが関係しているのかと思いましたが、どうも関係ないようです。

再びイヤホンを挿すと戻ってきます。



イヤホンを挿しなおしたのに設定がスピーカーモードのままになってしまった場合は、「デバイス」の小さな逆三角形のところを押してヘッドフォンに切り替えます↑

もしも、それでもMuseScoreが表示されない場合は、MuseScoreを一旦閉じます。

イヤホンを挿したうえでMuseScoreのソフトを再起動すると音量ミキサーのところにMuseScoreが表示されるはずです。

さらに、それでもダメな場合はパソコンを再起動してみてください。
パソコン再起動後、やはりイヤホン(またはヘッドフォン)を挿したうえでMuseScoreを起動してみてください。


以上のことを試してみるとMuseScoreで音を鳴らせると思います。


一応まとめると、イヤホン/ヘッドフォンを挿してからソフトを起動して、作業中はイヤホン/ヘッドフォンを外さないのが最善、ということになります。


(音が変になってしまった時も同様のことを試してみてください) 


それでも音が鳴らない、そもそも何をやってもMuseScoreが音量ミキサーに表示されない、音量ミキサーには表示されるのに音が鳴らない、などのトラブルがあったら本家のサイトで質問してみてもいいかもしれません。


※追記

結局音が出ない原因書いてないじゃないか?!と思われるかもしれませんが、私としては、音が出なくなる原因は色々あると思っています。

今のところ確実なのは、MuseScoreを使っている時にDTMソフトを立ち上げると、ソフトを閉じた後でもMusesocoreで音が出ないということです。

つまり、一例としては、オーディオ関連のことでパソコンに何か変化が起こると音が出なくなってしまうのではないかと考えています。

2020年5月4日月曜日

糸奇はなさんのアプリ’ROLE PLAY’について語る -人は役割に従って生きている-

糸奇はなさんというアーティストが好きで曲をよく聴いています。
ヨーロッパ、クラシック的な悲しく美しい世界観とRPG的世界観が融合した独特の曲が特徴です。
(発声も声楽的であると同時にピコピコ音にも合う、不思議な透き通った緊張感のある美声です)

まずはこちら↓ RPGの世界を最もわかりやすく表現した曲だと思います。https://www.youtube.com/watch?v=UkIMcSJiffg

このROLE PLAYと他3曲が収録されたアプリ、'ROLE PLAY'を最近初めて知り、ダウンロードしたので語りたいと思います。
App Storeのみでの販売のようです
https://apps.apple.com/us/app/role-play-糸奇はな/id1232306090

お値段は980円、買い切りアプリとして考えると高い気もしますが形式としてはミニアルバムと思うとよいと思います。
(ですが、糸奇さんご本人の美しい絵、隠しページ、様々な仕掛けが施されており、アプリとしてもやはり素晴らしいです。)
(個人的に糸奇さんを応援しているのもあって課金させていただきました)


以下、創作に深くかかわるネタバレを避けますが(いつもやってるアプリとはわけが違うので)、
微ネタバレは含んでいます。
(著作権的によろしくないと思うので画像は一切なしです)


・基本コンセプト 

幻想的な絵柄の「なまえのない まち」を、色々な場所をタップしながら探索する。
その中のCAFE PHANTOM LILYで収録曲を聴き、歌詞を見て、さらに「ライナーノート的なメモ」を見ることができる。

街にはほかにもいろいろな場所があり、各場所にいる様々なキャラの話を見ることができる。
お店系だと独自のメニューが書いてある。(曲でも出てくるアイテムが描いてあったりする)
見ていくうちに隠しページを発見することもある。


・曜日によって変わる要素 

実際に見るのは購入した方のみが良いと思うので細かいことは書きませんが、
'BAR SAPPHIRE GARDEN'というところに行くと、街のお話を聞くことができます。

そこに書いてあることに従って街を見に行くと、特定の曜日だけ、特定の場所で絵や言葉が変化していることがわかります。
遊び心を感じる変化から、登場キャラが精神的に抱えているものを垣間見ることができる変化まで、色々あります。

(曜日だけでなく時間帯が決まっている要素もあります)

・月によって変わる要素 

ENTRANCE (アプリを開くと最初にいる場所)の絵と言葉が変化します。
まだ2つしか見ていませんが、これから何が出てくるのか楽しみです。

さらに、とある文によると季節で変わる要素もあるようです。
(※追記:なんと、1年に1度しか表示されないであろう文章までありました)

「プレイする」という性質のアプリではありませんが、たまに戻ってきて見てみてはいかがでしょうか。


・「キャラクター」に対する考察

一番書きたかったパートです。

アプリ内にはたくさんのオリジナルキャラクターが出てきます。(具体的にはここでも書きません)

GALLERYに行くと、各キャラのプロフィールを見ることができます。
ここで見るとわかるのですが、キャラクターたちに「役」が割り当てられています。
同時に、問題を抱えているキャラクターが多くいることもわかります。
(他の場所を探索してもある程度わかります)


この「まち」にいるキャラクターは名前だけではなく、役割、職業があって初めて完成されるのです。(曲とアプリのタイトル通り)


これは現実の人間にも同じことが言えます。

自分が背負った役割を正しく果たせないこと、役割でしか自分を見てもらえないこと、役割を持たないこと、また、努力して役割を勝ち取ったところで常に必要とされるわけではないことにも苦しむのです。
(ここはアプリのキャラクターだけではなく歌のROLE PLAYの歌詞を見ていただければと思います。)


アプリ自体には関係ないのですが、一つのとらえ方として、役割を正しく果たせない苦しみ=前時代的、役割でしか自分を見てもらえない苦しみ=時代が変遷しているときの苦しみ、役割を持たない苦しみ&必要とされない苦しみ=現代的、と考えることができます。


一方で、現代でも役割を持っているからこその苦しみがなくなったわけではありません。


非現実的な、現代的でない(共同体内での役割がはっきりしている)世界観を描くことで、逆に、現代の人が共感できる、そこからはみ出した感情や人間の姿を鮮明に表現しているのかもしれません。


・その他の魅力

こういう適当な項目としてまとめていいのかわかりませんが、

・少女趣味で細部まで美しいイラスト

・数的には少ないものの非常にこだわった色の使い方

・シンプルでストレスのない操作性

などです。
動画のROLE PLAYと同じ感じです。

糸奇さんの最大の特徴として「異なる分野の創作が一つの世界観として構成されている」というのがあります。



・最後に


もしもこの記事を偶然見て気になった方がいらっしゃったら、
まずは糸奇さんの曲をYouTubeで聴いてみてください。

音楽もMVもすべて一人で作っていらっしゃる作品がたくさんあります。
ゲーム音楽のカバーも色々あります。

(あー文章うまくまとまらなかった…)

2020年2月19日水曜日

昔買ったkalafinaのベストアルバム'Blue'の全曲にコメントしてみる


◆Blue
1. storia 

これは聴いたことがある人も多いと思います。
幼心に(?)何か凄い歌だな~と思ってました。
歴史秘話ヒストリアのBGMはこれの変化バージョンみたいなのが多くて、映画のメインテーマとその派生みたいな感じなのが好きです。
kalafinaにしては短め。

2. 君の銀の庭 


まどマギの劇場版の歌。

最初にMagia(4曲目)の方を知っていたので最初聴いたとき

え?明るすぎない?

と思ったのですがよく聴くとちゃんと歌詞が合っている(微妙に怖い)という。


3. red moon 


これ、なんでRedの方に入れなかったんだろう…と思ってしまった曲。


「恋に落ちて~」がサビだと個人的には思う(というか印象に残って好き)のですが、実はBメロみたいな感じでその後別のサビが出てくるという贅沢な仕様。聴けばわかります。しかもめちゃめちゃ長いのに飽きさせないそしてタイトルそのものが音に凄く合ってます。

この曲のせいで6月の月に対して赤いイメージができてしまいました笑

4. Magia 

storiaの次に知った曲だと思います。
まどマギの雰囲気にあいすぎててびっくりしたのを覚えています。
そして、歌詞がストーリーに沿ってほぼ解釈できるということにまた感激しました。(当時はあまりそういうのを知らなかったので…)

歌はもちろん、間奏、後奏がとんでもなくカッコいいです。
Lacrimosa, red moon, ARIAとかに近い雰囲気がありつつ、また別のロックとクラシックの融合という感じ。(正確にはクラシックというか教会音楽の影響を受けてるらしいですね…)


5. seventh heaven

激しい曲の後に落ち着ける曲。
よくわからないけど冬の冷たさがストレートに伝わってくるような曲と音です。
長い曲(6分超)のわりに繰り返しのメロディが少なく、歌詞よりもメロディとアレンジでストーリーになっている感じ。


6. signal

曲らしい曲が始まるまでになんと30秒かかっている曲。
力強い曲、激しい曲は他にもありますが、攻撃的な曲はこれくらいだと思います。
しかも、他人への攻撃ではなく内省的に、自分の内側に牙を向ける感じ。


7. 夏の林檎

最初「柿なの?向日葵の〜」と言っているのかと思って思わず歌詞を確認した曲です。(正しくは 垣根の〜 です。)
アコギのゆるやかな音が登場する林檎とかレモンにあってます。

他と比べると現実的な印象を受ける曲で、サビからは実在している女性が夏の日に優雅に帽子を被って風に当たっているような(?)情景が浮かびます。
林檎が何かの比喩なのか、そのものなのか考察してみたかったですがよくわからなかったです。

8. sprinter

これもそれなりに激しい曲。この辺は交互になってますね。


1分50秒あたりからの展開がすごいですね。転調の仕方が安定の綺麗さ。
全体で見てもかなり変則的な構成になっています。

9. I have a dream

梶浦さんが参加していたSee-Sawというバンドの曲みたいですね。
たしかに、歌詞を読むと他とは違う感じを受けます。
もしかしたら夜行列車に乗って上京しているのかもしれませんね。

10. 未来

Cメロとそのあとの間奏が大好きな曲。もちろんサビがあってこそなんですけど、Cメロでしっかり変化することでメリハリがつく感じ。

これもまどマギ関連の曲です。
儚い希望を表している感じがします。(本編のストーリーを知っているとなおさら…)

11. 満天

凄く激しい曲というわけではないのですが、サビのメロディの作り込まれた美しさ、間奏でサビのメロディがヴァイオリンのソロで繰り返されるところ、転調の仕方、Aメロからサビまでの流れ、どれを取っても完成度が高く疾走感があります。

一つ驚きなのが、サビのメロディが、ヴァイオリンのソロで再現されているところを含めると、4種類のキーで登場するところです。

特に「安らぎのあると人の言う」のところで一度低くなるのが好きです。しかもこのフレーズは古文とか漢文の文章にも出てきそうで想像が膨らみます。

12. snow falling

静かな曲。ラストに向けて一休みという感じ。

13. to the beginning

最後の方にこのタイトルの曲を持ってくるのは偶然かもしれないけどやっぱり狙っていると思います。
疾走感と繊細な美しさを両立させた独特な曲です。

14. symphonia

最初、なぜこの曲が一番最後なのか疑問だったのですが、これも歴史秘話ヒストリアで使われていたと知って納得。(1曲目も歴史秘話ヒストリアの曲なので)

さらに、タイトルと歌詞を見ると、音楽への明るい肯定を表していて、選曲の妙を感じました。

Red編→https://hana00000.blogspot.com/2020/01/kalafinared.html


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