突然思いついて8/30に書き始め、書き終わるまでに8月が終わってしまいました。。
私は偶然なのか読書感想文を書かされたことがほとんどなく、むしろ憧れているくらいでした(?!)
しかし、齢23にして他人の読書感想文をガッツリ手伝うことになり、あーこれは大変な宿題だわ~と初めて理解しました。(あ、でも自分で好きに書くなら書けます。人のを手伝うと思った時に初めて同じ辛さを自分のこととして感じたというか…)
そこで私はまず最初に言いたい。
そもそも感想文って多くの場合3行以内くらいで済みますよね。
3行くらいで本当に言いたいことが書ければ十分だと思うんです。
いや、一言でもいい。
一言も書けないことに気づいたときに初めて悩めばいい。
(↑『ドラえもんの国語おもしろ攻略 読書感想文が書ける』に同じようなことが書いてあります。昔読んでめちゃくちゃ感動した覚えがあります)
そうはいっても一言じゃ原稿用紙が埋まらない…という人も、一言も書けないという人も少しでも参考にしてくださったら幸いです。じゃあいきます↓
個人的にこれでよくね??と思っている書き方を好きに書いてます。
参考にならない人にはならないかもしれませんのでご了承ください。(あと、基本的に真面目に不真面目みたいなテンションです。ごめんなさい)
本の選び方(&それに即した書き方)
好きに選べる時はラッキーと言えばラッキーです。
私は今回(の手伝い)で、選べる本の自由度の低さに絶望しましたので。。
一番書けそうな本選んでるのに全然書けない!!あー!!ってなりましたね。
ということで、選べるときは…
一度読んだことのある本
をおすすめします。
まあ、読書はある程度好きだけど書きたくない人向けの話ではありますが。
これはなぜかというと、
・昔読んだことがある
・自分自身が成長して見方が変わった
という感想の書き方ができるからです。
自然に自分の体験を入れることができるし(=オリジナリティ)、既に書き方の形式が出来上がってるわけです。
で、これをおすすめするさらに個人的な理由を言いますと、私も実際にこれをやってみたからです。
自分の宿題ではないのに、なぜか書きたくなって書いたんですよ(なぜ)
そうしたら、
「前読んだときはよくわからなかったけど中学生/高校生/大人になってみると全然違う」
というようなことを書くまでに既に100字以上は消費しました。
字数が短めの感想文なら既に文字数浸食しすぎというくらい書けました。
あとは、「前回はお母さんに薦められて読んだ(けどよくわからなかった)」とか、
「前回は話題になっていたから読んだ(けどよくわからなかった)」
とか、そんな感じのことを一緒に書いておけばいいんです。多分。
「見方が変わった」の内容としては、やっぱり、
・大人の登場人物の気持ち、大人である作者の主張がわかるようになった
というのが大きいのではないかと思います。そう考えると、家族モノの小説はおすすめなのかもしれない。
いや~先生が喜びそうですねえこの持っていき方。反発したくなりますね(?)
あとは、これを書くと少し学校に提出しづらくなりますけど、かつて気づかなかった恋愛要素に気づいたっていうのもあるあるだと思うんですよ。うん。
一度読んだことのある本でめぼしいものがない人は自分がまだ興味の持てそうなタイトルの本を選ぶとよいと思います。(これは他の方が言っていることを参考に書いてます)
ちなみに、小説を選ぶ前提みたいな雰囲気で書いてますが、学校がOKな場合は論説文もアリだと思います。
書きにくそうだから敬遠する人が多いかと思いますが、実は、意見①と対立する意見②があって、作者は①派で…みたいなわかりやすい話が多いからです。
つまり、論説文を選べば感想じゃなくて意見が書けるんです。
ディベートをやったことがある人にとっては実は楽なのではないかと思ってます。
いや、意見なんてない、書きたくない、っていう人には折衷案(意見①と意見②の間)を感想文の中で提案することをおすすめします。
逃げかもしれないけどめちゃくちゃ楽です。(日本人は「1.そう思う 2. どちらかというとそう思う 3.どちらでもない 4.どちらかというとそう思わない 5.そう思わない」で2~4を選びますよね……)
周りの人にさりげなく頼る
えー、お気づきの方もいるかもしれませんが、書き方のちゃんとしたテクニックはここまでもここからもほとんど書いてません。
それに関しては他のサイトを見ましょう(今更ひどい笑)
やっぱり、人に頼るのが最強なんじゃないかと思うんですよ。
で、頼り方にもやり方があります。
例えば、昔からの名作であれば両親や年上の兄弟が読んでいる可能性が上がります。
あの本読んでどう思った?と雑談として聞いてしまいましょう。
人間、読書感想文だと思わなければ意外と感想を口にすることができます。
宿題を提出するという責任のない人がポロっと言った一言がよかったりします。
他には、本を一人一人が自由に選べる場合は友達を頼りやすいと思います。
読書好きな人におすすめの本を選ぶところから相談したり、感想を聞いたり。
こうすると、直接書いてもらっているわけではないけれど、だいぶ人の感想で内容が埋まります(書いてて思ったけど色々ひどいこと言ってますね笑)
ネットで感想を検索するのももちろんいいのですが、直接の知り合いに頼れる人は頼ることをおすすめします。
なぜかというと、その相手の人柄や生い立ちを知っているからです。
類は友を呼ぶと言いますから比較的自分と近い感想の人も多いでしょうし、違ったとしても、「この人はこういう人柄だからこういう感想なんだ」と納得がいったりします。
その他の書き方の一例:小説で好きな台詞について書く
これはやりすぎるとよくないとは思います。
誰に何と言われようと好きなように書きたい人におすすめします。(そういう人はきっとこれを読んでいないけど…)
あらすじばかり書くのではなく場面を絞ろう、というのは大事ですし見かけますが、ここまで行くと多分偏ってるんですよ。うん。
それでもこれを出しているのは、一番楽しく読書感想文が書けると個人的に信じているからです。
漫画やアニメ、ドラマで名言を追いかけてしまう人にはきっとこの書き方、向いてます。
印象に残る、読み返した時に何度も見てしまう、という台詞(地の文でももちろんそういうのがあればOK)についてだけ書くんです。
1フレーズが怖ければ2,3用意してもいいと思います。
一言一句、なぜその台詞に至ったのか考えてみてください。
それを説明しているうちに勝手にあらすじが適度に追加されているはずです。
ちなみに、同じようなパターンとして、一番好きな登場人物についてひたすら書くというのもアリです。(それをやって学校側に「ちょっとそれは違うんじゃない?」と言われても責任とりません笑)
小説だとなかなかそういう感情にならないかとも思いますが、それができる作品に出会えれば勝ちです。
いや、でも、真面目な話、登場人物誰も好きじゃないんだけど?! なんでみんなここでこういう台詞言うの?! という本を選びそうになってしまった人は選ぶところからやり直したほうがうまく行ったりすると思います。(一言も書けない場合、このパターンわりとあると思います)
それくらい台詞も登場人物が魅力的かどうかも大事だと思います。
まとめ(?)
論説文で折衷案を出そう!というやつ、一番穴をついていてやりやすい方法なんじゃ…などと思ってしまいました。あんまりそう言ってる人見たことないし。(でも無意識のうちにやってること多いよね)
うまくやらないとあまり褒められる方法ではないと思います。
でも、ちゃんと本自体の内容と自分の意見だけで文字数を簡単に稼いで、かつパッと見それっぽい文章に見せたいならおすすめだと思うんですよ。。
小説に関しては、だいぶ色々書いてきましたけど、結局好きにやるしかないと思います。そして、好きに書くのが許されるべきだと思います。
最後に。
私個人は読書感想文を書くのも文章を書くのもまあまあ好きです。
でも、書きたい人が書けばいいと思うんです。書きたくない人は本当は書かなくていいと思う。
書きたくない人(あと、勉強したくない人)の気持ち、死ぬほどわかります。
やりたくない強い気持ちっていうのは共感を超えて共鳴するんですよ!!(意味不明)
書きたくない人の気持ちが少しでも楽になるように、これを書きました。
時間に超余裕のある人だけ読んで欲しい後編(真面目&すぐには役に立たない話してます)→https://hana00000.blogspot.com/2022/09/blog-post_3.html