2023年5月30日火曜日

瓜を破る 2巻 感想 不器用な二人の友情とデート

 1巻の感想→https://hana00000.blogspot.com/2023/05/1.html


よく見ると1巻でかなりの伏線が張られた感がありますが、この2巻はなんでしょうね、、ある意味一番青春でしたね。

ということで1話ずつ感想を書いていきます。

これより後の巻もたまにネタバレします。注意

瓜を破る(わる)という漫画です。


Episode.08

前の話からそうなんですけど、辻さんはみんなにちゃん付け、もちろん味園さんにもちゃん付けなんですよね。すげえよ辻さん。まあ後の話を見ると、今更呼び方変えるのも、、と思いますけど。

辻さんにランチに誘われるも断り、お弁当を買おうとする味園さん。

目に入るタイ料理のお弁当。タイ料理って美味しそうですよね。味園さんの彼氏が心酔している気持ちもなんかわかります。

楽しそうにしている辻さんを見ながら「よりによってこんなタイミングで」と思う味園さん。

めちゃめちゃ意識してますよね。マジで。主婦になった辻さんとは違うルートで幸せになった自分を見せなきゃという気持ちを感じます。


一方、辻さんはランチを食べに入ったお店で、「主人が苦手でこういう(ボロい)とこ来ないから新鮮」などと言います。

最初に読んだ時マウントの取り方もやばいし色々といただけない!!他の発言はともかくこれだけは無理!!!と思ったんですけど、よーく読むと印象が変わりますね。

私は好きだけどね、というのは方向性の間違ったフォローというより、「私は好きなんだけど夫が苦手だから普段行かない、それが嫌なわけじゃないけどたまに何だかなあと思う」というのをマウント風に言い換えてるんだと思います。後を読むと私の妄想じゃなく多分本当にそうだと思います。


そして、辻さんが復帰初日に配っていたクッキーを褒めるまい子、ナイス。

夫も子供も辻さんの料理を黙って食べるから、褒めてくれる人が嬉しい、、みたいなことを辻さんが言った瞬間、(あ、流れ変わったな…)と思いましたもん。

ハーブを入れておしゃれな味に、というのもさすがですね、辻さん、おしゃれに見せる方法を熟知してます。

そして上司(新田さん)の過去を暴露する辻さん。新田さんのエピソードも何か今後出ないかな。


一方、彼氏との色々を思い出したり考えたりする味園さん。

そういや地味に料理男子多いな。

私が真だったらこんな私と一緒にいたいのか?というコマ、味園さんが二人描かれてるんですが、これどっちがどっち?と一瞬思ったのですが、多分髪型と眼鏡の有無だけでなくクマのあるなしと表情で描き分けられてます。


Episode.09

扉絵で味園さんがクマを(多分コンシーラーで)隠してます。細かっ。いや最重要かも。


会社に行くと、まい子と原くんが仲良さげに喋っているのを見てイライラしてます。

いやそれ違いますよ。付き合ってる男女はこんな絶妙な距離感の会話を仲良さげに大っぴらにしないですよ。そんで隠せないタイプの人間はもっと変な会話してますよ()


そして辻さんがフロアにやってきて始まる修羅場(多分)。

新田さんが3人でランチに行かないと誘うという形で仲裁に入ってきますけど、それは普通にミスってると思います。先生に言われてはい、仲直りね、で終わらないんですよ。大人になると。

ここで、意識しすぎてて逆に仲良いかよ、って言ってる塚田ちゃんは分析能力凄まじいですね。

このへん読んでる時はまだ塚田ちゃんのキャラについてあんまり認識してなかったんですけど、本当に凄いと思います。


新田さんが辻さんと味園さんの過去の話をして周りは驚きます。


Episode.10

明かされる味園さんと辻さんの過去。

最初二人は仲のいい同期でした


順を追って説明するのもアレなのでまとめると、

辻さん→ゆるく生きたいし、職場にいても居場所ないなと思ってたので結婚退職

味園さん→仕事に必死になるうちにピリピリ、辻さんとの仲も拗れる、仕事を頑張っている自分をカッコいいと言ってくれた真と付き合う

という感じですね。


結構緊張しながら読みました。

最初の頃の味園さんの言動が若干自分に心当たりある感じがして。でも、私はやっぱり出世したいタイプではないのでこうはならないかもしれないですね。

それにしても、優しいねと言われて辻が優しいからと返す若い頃の味園さん、切ねえ〜〜。。


それと、この漫画は絵がゆるいタッチだしみんな若く描かれてるように見えるけど、よく見るとちゃんと年齢が表現されているんだなと思いました。

特に味園さんの新入社員時代、なんか若さ特有のキラキラを感じるんですよ。

ああ、どこから間違っちゃったんだろう。。


Episode.11

彼氏が出て行ってから毎日眠れない味園さんは帰りにふっと転んでしまいます。

これマジでわかる。

フィクションの中だと倒れるとかの方がありがちだけど、本当に余裕失うというか周り見えなくなってると、まず転ぶことあるよね(ギリギリほぼ経験ないけどわかる人いません?)


通りかかった辻さんに手当されながら、ついに二人は心を開いて話し始めます。

ここの話を見ると、辻さんは辻さんでだいぶ家庭崩壊してないか…??

こんなこと死んでもママ友に言えない、ってのも、周りのママ友が強すぎるんだろうなあ。そりゃあ逃げたくもなりますよ。

改めて職場復帰おめでとう、辻さん。居場所ができてよかった。。

新人の頃味園さんが辻さんに渡していたパピコ(仮)を、今度は辻さんが味園さんに渡して終わります。


これにて一件落着。

ここでブログタイトルを見てみてください。うまいこと言った風になってます。ちょっと気に入ってます笑


Episode.12

初めて登場する鍵谷さんの私生活。

本編(?)来たー〜〜!!


初見で気づかなかったし、その後を読んでもすぐには気づかなかったんですけど、ゲーセンで大会出ませんか?って誘われても興味ないと答えるのは伏線だったのか。そういうことか。凄いわこれ。次の3巻を読んでからもう一度戻ればわかる。

そして家でベッドに転がりながらスマホ見てるんですが、、そうか、住んでるの大田区なのか。ほー。(後で出てきますが、最寄り駅久が原みたいですね)

ネットニュースが目に入ります。めちゃめちゃ現実みたいなニュース出てくるやん、と思って見てたらこれも(略


会社では、辻さんと味園さんが急に仲良くなってて原くんやたら怖がってます。この後も何度かなんなのあの二人??という目でみんなが見てるシーンがあったと思うのですが、やっぱり怖いか。うん。


そしてついに会社でちゃんと再会するまい子と鍵谷さん。

あまりにも気まずすぎてどうやってここから何かが始まるのよ、、と思ったら鍵谷さんがスマホに貼ってたシールからゲーセンの話に。

嘘みたいな話(?)だけどこういうの大事だよなあと思います。

自分の趣味がわかる物を持ってると話盛り上がることありますもん。

というか、ちょっとだけ世間話する場面って割とそれで切り抜けること多い気すらしますもん。

めちゃめちゃ細かいんですけど、鍵谷さんは一人称が「オレ」なんですけど、「僕」と言い直していて、その後は「僕」になってるんですよ。このシーン。


話が盛り上がって、思わずまい子は鍵谷さんをご飯に誘いますが…。


Episode.13

鍵谷さんめっちゃ引いてます。

でもいい人そうだからという理由で(&断り方がわからないから)OKしました。

実際にいい人そうだから誘いに乗ってみたら付き合うことになった例聞きますからね。いい人そうというとアレですが、ちゃんとした人っぽいという方が近いかもしれません。

携帯番号を交換し、まい子が改めて名乗った直後、鍵谷さん顔を赤らめてます。

この瞬間、ただの普通のOLっぽい人でも、仕事先の人でも、なんかホテルの前で揉めてた人でもなく、「香坂さん」という存在になったんですかね。


一方、いなくなった彼氏を探す味園さん。会社の人に聞くとなんと休職してタイに行ったという。

心配してくれてる辻さんからのLINE(多分)、たまーにいるタイプのカラフル系LINEで笑いました。いや、白黒なんですけどね、色味が伝わってきますもん() ここで再現しようと思ったけどアレです、LINEにしかない謎のポップな文字です。

ちなみに私は2人くらいこのタイプ見たことありますが、二人とも当時小学生でした()

そんな辻さんですけど、味園さんからしたら通常運転だし何だかんだ気遣いしてくれるし安心感しかないですね。


さらに一方、というか続けて、まい子と鍵谷さんのショートメッセージ(LINEではない)。

業務連絡の文面すぎて辻さんとの落差が凄いんじゃ。

約束した瞬間と実際に会っている時はいいのに、準備したり出かけたりするのが面倒になる現象(仮)を感じつつ、対面する二人。

待ってる時のまい子の表情、なんというか「正解」すぎる。

会社とか学校で会うのと、わざわざ待ち合わせしていて相手を見つけた時って全然違うよね。うん。

そして金曜の夜だからなのか空いているお店が見つからないのですが、まあそういうこともあるかもしれないよね(知らんけど)。学生の場合好きな時間にご飯に行きがちなのであんまりそういうことを感じたことないですが、社会人は同じ生活時間(?)の人多いはずですからね。

そして結局行くことになったお店は…。


Episode.14

マックでした(名前は本家とちょっと違うけど)。

デートでマック経験ある派ですが、夕飯時だと居座りづらそう。午後3時から6時くらいとかはめちゃめちゃいいんですけどね。お店の構造によっては端というか変な場所に席があって、そこなら全然人が通らないですし。

そこで何を話せばいいかわからず、特に盛り上がらず。鍵谷さんは29歳、まい子は32歳なのですが、お互い年齢を知って微妙に驚いてますね。それにしてもよくこの年齢設定にしたなって。絶妙of絶妙。


結局鍵谷さんの提案でゲーセンに行くことに。

ゲーセンの知り合いに彼女って思われてるのいいですね。

普通に考えたらまだ付き合ってない人をそこまで自分のフィールド(?)に連れていかない気もしますし。

また二人でゲーセンに行ってくれ。そして実はあの時は違ったけど彼女になりましたって言ってくれ(圧)


隣に座ってて距離が近い二人。正面に座るより隣に座る方が喋りやすいらしいですからね。

鍵谷さんはわかりやすくドキドキしてるけど、絶対まい子もドキドキしてるよね。ドキドキしてるけどあざとく振舞う余裕はあるくらいの感じがする(基本ナチュラルいい子キャラなとこあるけどこの辺りはマジであざといなって思いました、ちなみに褒めてます)


そして閉店(23時)まで。

たまに小さな花が舞ってる演出普通に好き。笑


そして鍵谷さんの名前の話になるんですけど、このシリーズ微妙〜に苗字も名前も特徴ある人が多いので、なんか意味あるのかなと思ったり思わなかったり。


もう少し話をしようということで(そんな落ち着いたやり取りでは決してない)、まい子の家に行くことになります。[続く]



というわけで、味園さんと辻さんに進展&まい子の運命が動き出した巻でした。


次(3巻の感想)→ https://hana00000.blogspot.com/2023/06/3.html


2023年5月26日金曜日

瓜を破る 1巻 感想 1コマ目はさりげなく、ラストはインパクト

 多分このブログで書くには全体的に大人すぎる内容なので色々ぼかす部分が多くなるとは思いますが、大枠の(?)あらすじは公式の紹介みたいなので書いてあると思うのでそちらを。

漫画の一気読み、たまにやるけどこの漫画は初めて本当に一気読みしました。

なんというか、読んだ後に心を支配する系の作品の中でも特にヤバかったです。

現実に近い感じもするからなおさら。

頑張って感情を込めて(?)感想を書こうと思ったのに書けてませんが(感想が細かすぎ)、良かったら読んでいってください。めっちゃネタバレしますが、ストーリーだけを追いたい人には適してないかもです。(※これより後の巻もたまにネタバレします。注意)

瓜を破る(わる)という漫画です。



Episode.01

1話目から主要人物は割と出てきているので、爆速でその後の巻の内容も若干含むネタバレ(雑)。

主な舞台は主人公の務める会社です。

実を言うと7巻冒頭をお試しで読んだのが最初だったので、大学生くらいの話かと思っていたら裏切られました。


会社のメンバー↓(後に増えますが)

・高校の時彼氏ができたきりで男性経験がない主人公、香坂まい子(32歳)

・クールで理性的、3年ぶりに彼氏ができたけど…?という塚田花絵

・2歳の娘を育てながら働き、何か全部中途半端だなあと思っている染井菜々

・ノンセクシャルであることを隠そうとして(?)下ネタを言ってしまう原くん

・仕事人間で堅物っぽく見えるが実は10年彼氏と同棲している味園さん(先輩、39歳)


1コマ目が好きですね。

まい子の同僚の塚田ちゃん(呼び方わからん)が3年ぶりに彼氏できた宣言をするところから始まります。

後で彼氏が出てきた時、そんな話してたっけと思ったのですが1コマ目からしてました。


その後の細かい説明は置いとくとして、とにかく主人公まい子からするとみんな彼氏彼女いたり結婚してたりするじゃん!!となるわけですね。

唯一彼氏いなさそうに見えた味園さんにうっかり(?)質問したところ10年彼氏と同棲していると言われ。

本当に追い込まれてる時って、実態がどうであれ周りの人のリア充な面ばかり見て卑屈になりますよね。


そして心に迷いを抱えながら、唯一の元彼である佐伯くんと再会

付き合っていた高校の時と同様、再び未遂に終わります。

ネタバレにネタバレを重ねるのですが、まい子目線だと痛がったから未遂に終わったのですが、佐伯くん目線だと我に返って罪悪感が湧いたという方が近いんじゃないかと思います。人生、すれ違い。

何度か見返してて気づいたんですが、イメージとしてもリアルでも、ほっそい道(歩道の端っこみたいな一段高くなってるやつ?)を歩いてるシーンがあるんですよね(1話の中だけで両方ある)。

これって一人っきりで世界が広がらないまま歩いてるってことなのかな。タイトルにも通じますよね。そして、その道を歩き終えた瞬間から物語は始まる...という。何読んでても思うけど1話目って深〜〜い。



Episode.02

子どもが熱を出して保育園から呼び出されて会社早退というイベント、社会人になったらよく見るものなんでしょうか。私は幼稚園でしたが、きっと親が迎えにきてくれた時があったんでしょう。

結果的に独身の人に仕事が多く回る現象、マジでどう考えたらいいんでしょうね。

適度な田舎じゃないと無理な気もしますが、理想論としては(変な意味じゃなく)会社のみんなが家族みたいな感じで、子どもの世話をしたい人が早く帰って働きたい人が働いて、時には独身者が同僚の子どもの面倒を見てもいいんじゃないかと思ったりするんですけどね。現実って厳しいよね。


と、なんか色々言ってしまいましたが、染井さんが子どもの発熱で呼び出され、塚田ちゃんは彼氏が店を予約しているからと帰り、まい子は残って仕事してるわけですね。


で、コピー機を使っていたら突然の故障。

そこで呼んだ業者の人がですね、、、

運命の人だったんですよ。

彼の名前は鍵谷千里

多分暖かい季節だというのにマスクをつけていた。(なんの語り)


ここからの一挙手一投足は全部大事だと思うんですけど、その中でも変な(でも重要な)ところに注目してみます。

鍵谷さんと名前を言うまい子に対して、他の人みたいにエイコウさん(会社名)でいいんだけどと思う鍵谷さん。

これ皆さんどっち派ですか?割と真面目に。

私は会社名で呼ぶの絶対嫌ですね。社会人になったら気持ちが変わらないとは言い切れないですけど。

会社に属して、ギリギリ〇〇社の△△さんになるとしても、〇〇さんにはならないでしょという気持ちに。。あ〜これ母になると〇〇ちゃんママになる現象と同じですよね。うん、一回深く考えるのやめよう。

と、まあそれで鍵谷さんは珍しく名前で呼ばれてびっくりするんですけど、その先の話のネタバレをすると、別にだからと言ってまい子のことを記憶していたというわけではないんですけどね。

でも、その事実を後で思い出して、それがじわじわ効いていったような気がしますね。


仕事を終えたまい子は上司の新田さんに動物園のチケットをもらい、翌日は成り行きで原くんとサシで飲みに行くことになります。


Episode.03

会社帰りに飲みに行く原くんとまい子。

彼女がいると思っていた原くんが実は別れていたことを知ります。

えーと、まあ、要するに、彼女に誘われてもやんわり断って断り続けて、彼女がもう無理!!ってなってしまったという流れですね。

原くんの相談に乗っていい人っぽく振る舞いながら、ほぼほぼ周りの人の恋バナ(?)のサンプルを増やしたいだけのまい子、リアルだなあ...。


Episode.04

帰国子女だという原くんと別れ際にハグ。

変な空気にならない?と思ったけど大丈夫でした。

後日、新田さんにもらったチケットで大学時代の友達の理乃と動物園へ。

そして明かされる(というほどでもない)、まい子が女子大出身という事実。

なるほどだからか!!!

まい子、ここまで拗らせるには社交性も容姿も良すぎですもん。

私は女子大ではないですが、女子校出身なので気持ちはわかります。インカレでどっかのサークル入るとか、多少冒険しないと難しいよなあという。


Episode.05

彼氏がいたら人生変わるのかな…という空気を出してるまい子に対して、

理乃は「自分を支える柱は多い方がいい」理論を主張します。

これ本当に思います。

依存しない方法ってたくさん依存先を作るしかないって言いますし。

趣味の柱が太いからいいんだという理乃の趣味、宝塚か?!

理乃がまい子に食べさせてくれたやつ、じゃがりこもどき(作中の名前じゃがりん)に見えますね。後にこれ再登場するのでお楽しみに…。


からの後半は仕事のことで味園さんに怒られる塚田ちゃん。

寿退社して主婦にでもなれば?!という割とアウトな言葉を浴びせる味園さん。

染井さんが辻さんへの私怨入ってるよとボソっと言うのですが、この辻さん後に大活躍ですよ。色んな意味で。

新田さんが上手いタイミングで仲裁(?)に入りますが、そういうところができるあたりデキる上司感ありますよね。知らんけど。


そして、理乃の話に則って(というか自分の思考回路のヤバさを感じて)、何か趣味を探さなければと思うまい子。

今の趣味は強いていうなら映画…ここ大事ですよ。


Episode.06

まい子は新しい趣味として陶芸をやってみました。

そこで隣でやっていた男性に(その後で)ナンパされてしまうんですが…。

骨ばってて大っきい手だな…

とか考えてるの、だいぶ後の7巻あたりのある人の心の声からもわかる通り、まあそういうフェチなんでしょう(女子は皆好き説あるけど)

帰りに声をかけられ、ずるずると誘われ、帰る帰らないの問答に。


そこで鍵谷さんが偶然通りかかるのですが、

まい子は思わず名前を呼んでしまう&仕事関係の人に見られた、、と気まずそうにしているのに対し、鍵谷さんは名前を覚えていたことに対して引いてます。

これ、偶然通りかかるのは漫画あるあるだけど、二人の心情の落差は全巻を通してもめっちゃリアルだと思いました。(結局鍵谷さんがどうこうだけでなくまい子は人間が好きだから些細なことも覚えてるんだと思う)

よくここから付き合ったな。。二人とも頑張ったよ色々。。。

というのは置いといて…

さっきのナンパ男みたいなのじゃなくて自分を自分として認めてくれる人がいい、とまい子は思うのですが、これ、逆に鍵谷さんは自分を自分として見られるのとかめんどい、って思って生きてたんですよね。



Episode.07

彼氏と同棲している味園さん。

仕事への考え方めちゃくちゃすれ違ってるなあ…。

近年は仕事のホワイト化進んでますが、昇進したい人、管理職の人となるとやっぱり話は別なんだろうなと思うことがあります。(あ、でも、私は個人的に新田さんも悪いと思うぞ。あんまり書かれてないけど。味園さんがこんなになっちゃう前になんとかできただろ(という半分八つ当たりな感想))

そして、味園さんは幸せをひけらかさないのが本当の幸せって主張してますけど、これ、個人的には、頑張って見せないようにするのもそれはそれでいいことでもないと思います。


味園さんがお風呂に入って出てくると彼氏は机でなんか読んでるか調べてるかしてます。

ま、待てよ…これってもしかして…夜逃げの仕方(※ネタバレ)調べてるんじゃない?!と思ったけど流石に彼女に見られる危険があるとこで調べないか。でも味園さんが寝た後なら普通に調べてそう。


翌朝会社に行くと、伝説のキャラ(?)、辻さんが登場。

息子が中学に入って週2パートで復帰したという。実は味園さんの同期

そして周囲の人にめちゃめちゃマウントを取って、そしてお菓子をみんなにあげて(味園さんは拒否)去っていくのですが、このお菓子がなかなか凝ってるんですよね。

このキャラもしかしてマジの悪役か???と初見で思ったのですが、まい子も思ってる通り、手間をかけてお菓子を作ってるあたりいい意味で本当に女子力が高い(言い方アレですが)と思って、まあきっと悪い人じゃないっしょと判断しました。後々の話を読んだらその通りでした。(まい子は私にはできないとか言ってますが、自炊しない人だししゃーない。というかお菓子の前に普通の自炊しようぜ)


そして、この7話で出てくる色んな年数年齢から計算すると、辻さん、結婚して比較的すぐに子供産んでますね。そしてそのあと(多分)兄弟ができるわけでもなくひとりっ子というの、リアルすぎます。


…辻さんのことを考えながら悶々として帰宅する味園さん。

真(彼氏)に声をかけるが、部屋は、、もぬけの殻になっていた。[1巻、完]

この、空っぽの部屋がバン!!と映し出されるみたいな終わり方、マジで好きですね。

お試し無料で1巻を読んだんですけど、このラストで一気に引き込まれて次読まなきゃ!!ってなりましたもん。



というわけで1巻終わりですが、まい子にとってある意味何も起こらない、前が見えないこの感じすごいわかります。

味園さん関連は初見ではピリピリしすぎて心が痛いけど最終的に好きです。


次(2巻)の感想→ https://hana00000.blogspot.com/2023/05/2.html



2023年5月21日日曜日

独身彼氏なし女の超ゆる妊活日記① 現状編

いつもこのブログではこんな話は書いてきませんでしたが、複数ブログを用意するのも嫌なのでここに書いてしまいます。

そして、タイトルでどういうこと?!と思った方もわかる〜という方もいらっしゃると思うので、意図を説明しておきます。

体質は1日にして成らず(というか数年かかる)、だと思っているので、何の予定もないし、子どもを作るかどうかもわからないけど体質を改善していこうというコーナーです(?)

今23歳ですが、23歳は今しかないんだぞ、という気持ちでリアルタイムで記録を残していきます。

ゆるいと言いながら文章がゆるくないですが、取り組んでいることはゆるいです。


ちなみに、現時点で思っていることとしては、

 ①基本的に子どもは最大1人

②お金のことを考えて高度不妊治療はしない

です。

今後気が変わるかもしれませんけども。

①についてはなんで?!と思う人も多いかもしれませんが、いくつか理由があって今のところそう考えています。


このブログは医療的に正しいことを書いてるとは限りません。ご了承ください。



これまで・現状

とにかく月経不順!!!

これに尽きます。

元々周期が長い&ストレスで周期が更に長くなりやすいタイプなんだろうと思います。

(病院にはちゃんと行きましたのでその話はちょっと待ってください

誰が聞きたいんだよ感ありますがこれまでをまとめてみたいと思います(斜め読み推奨)。


12歳(中1の4月) 初経 → この頃から声変わりが始まる。そしてこの後いきなり9ヶ月くらい開く。次の時は不正出血だった記憶があるので、実質次は(初潮から)11ヶ月後くらいだったと思う。

14歳(中2後半) → 何回か50日周期で来る。中2は学校を(ラストのインフル以外)一日も休まず、体調も比較的よかった。

15歳-16歳 → ほぼ3か月に1回。15歳終わりあたりで人生で一番体重が重くなるも、朝ご飯もお弁当も食べるのが辛すぎて食事を減らす。とにかくホルモンバランスが崩れている感があった。

16歳終わり頃 → いきなり声変わりが終わった感じがする。多少元気になる。この頃から身長・体重安定(BMI19-19.5くらい)。

17歳後半 → 人生で初彼氏ができる。メンタルに生理周期が左右されるため、周期がめちゃくちゃになる。めちゃくちゃと言いつつ50-80日くらいで自分の中では普通の範囲。

18歳 → 受験期半年くらい生理が止まっていたらしいけど記憶がない。母親がそうだった気がすると言っていた。ちなみにこの頃は母も生理があったので母のナプキンを使っていて自分では買っていなかった。

19歳(-21歳) → 大学生に。ストレスから開放され50日周期に近づく。体重が少し減ってBMI18.5-18.7くらいに落ち着く。

20歳 → 誕生日以降アプリで記録するように。周期が超長くても使えて、機能も充実している生理アプリがClueMy Calendarしか見つからなかったためその2つを使う。(詳しくは後述) 

春夏は50日前後、秋冬に少しずつ長くなって77日くらいまで伸びるという謎の法則に気づく。1ヶ月だけピルを飲んで25日周期を体験するもすぐ辞める。

21歳 → コロナ禍で出かけなくなり食べなくなり一時期BMI17くらいまで落ちる(小6最初と同じ体重)。その後18弱に。出かけなさすぎて少しずつ生活が不規則になる。

22歳 → 生活は相変わらず不規則。ついに生理周期がおかしくなる。150日くらい開くのが2回続く。本気でコンプレックスを感じ始める。他の女性たちによる月に1回というワードを見聞きするとイライラし始める(良くない)。卒論を終え、一時リラックスするも就活に怯える。

23歳 → コンプレックスと就活のストレスから荒れる。前と何が違うか真剣に考え、とりあえず痩せすぎを解消しようと思いつく。半年以上かけてBMI18.5(普通体重の一番下)まで戻す。生活リズムは相変わらずだけど前よりはマシに。食生活その他に気をつけ始める。生理周期は約100日に。就活が終わる


というわけで、今23歳(もうすぐ24)です。就活終わって約1ヶ月経ちました。


まとめると、

・人生ずっと生理周期50日以上(自然状態で最短で39)

・若いうちはたまにあることとは言え、初回(12歳)の次が9ヶ月後の不正出血とさらにその2ヶ月後の生理だった時点で片鱗はあった

・体調、精神状態と連動しがち

・14歳から21歳まで記憶にある全ての周期(1ヶ月ピルを飲んだ時除く)で希発月経39-89日周期(※受験の時もっと開いたっぽいけど記憶ない&他はいくら長くても100は超えてないはず)

・20歳からは記録してるので正確な日数わかる

・22歳で初めて無月経(90日以上)を複数回連続でわかりやすく(?)経験する

もう少し現状をどうにかしたい

という感じです。(あんまりまとまってない)


いやあ…人生年表ですよこれ。10代20代って濃いよなあ(違う)


ちなみに、ここまでで書いてない情報もいくつか出しておきます(斜め読み推奨)


・試験期間中に生理が来たことがほとんどない

・2、3度危ないときもあったけど、中高時代めちゃめちゃプールの授業あったのに生理で見学したことがない

・経血量は普通の範囲内だがちょっとだけ多いかも(病院で先生に話して確認、病院の話は別記事で書きます)

月経期間は6-7日、ごく稀に8、9日かかったこともある。初回はちゃんと出血し始めたのが3日目くらいからで、14日くらい続いた

(ちなみに、初回は初回で中学受験のストレスから解放されるまで無理に時期が伸びていたと思っている)

・生理痛はかなり軽い方だと思う。全く感じない回もある。もちろん薬は使ったことない。

・PMSは胸の張りだけ。思春期には他の症状(主に情緒不安定)も何度か経験したことがある。最近は他の症状は1年に1回もない。

・20歳までの生理の回数はどんなに多く数えても50回未満、20歳からは記録しているが約4年間でちょうど20回(1回謎のがあったが不正出血としてカウント)、

なので初回から11年経ってるけど人生でまだ合計70回未満。わかんないけどまあ人生で300回以上経験することはないと思う。(子宮内膜症のリスクが多少低いのだけは助かる

・希発月経の人は無排卵が多いと言われるけどおそらくそれはない(検査はしてない)。人生で何度か排卵日が正確にわかったことがある。そうでなくとも排卵日が明らかに過ぎたらなんとなくわかる。

・こんなに不順だけど、意外にも(?)リラックスできるタイミングは逃さない。アプリ曰く、就活の最後の面接からちょうど1週間後に排卵したっぽい(先日生理ありました)。

・声が低い、筋肉がつきやすい(全く運動してないのに体脂肪率20-23%)あたり男性ホルモン>女性ホルモンな体質だと思う。と言いつつ、高い声も意外と出るし、いかにも男っぽいタイプではないです。


最後にアプリの話をしておこうと思います。


Clueというのは海外のアプリです。なんというか淡々としていて使いやすいです。

広告なし。課金モードあり。リニューアル中のせいか課金しても使える範囲が限られますが今後に期待。

最初に登録するとき、周期は10日から90日まで入力できます。周期短い人にもおすすめです。

※課金すると妊活モードが使えるけど、周期めちゃくちゃな人には向かないと思います。注意。


My Calendar(マイカレンダー)というのはアプリを立ち上げた時に出てくる名称で、通称です。

生理日・排卵日予測-アプリ 避妊 妊活 基礎体温というのが正式なアプリの名前です(アプリストアではなくブラウザから検索するとまた少し名前が違います。多分翻訳で日本語が謎なことになってます)。

デザインがフェミニンです。体重と体温をグラフにできます。

Google Playからダウンロードできます。App Storeに生理妊娠管理というめちゃめちゃ似たアプリがあって、そちらはそちらで少し違う機能が充実しています。

両方とも記録できる症状の数が多くて便利です。


ClueMy Calendarも、どちらもスマート計算的な機能がついてます。


現時点で、


過去の平均周期74日、

Clue→生理周期(スマート計算値)98日、ただし今回の周期予測は77日

My Calendar→生理周期(スマート計算値)119日


となっております。めちゃくちゃすぎてアプリも困ってるやん!!()


続いて

23歳の1年間でやったこと、最近気をつけていること

婦人科受診編

を書こうと思ったのですが、あまりにも長いので一旦記事分けます。

次(② 最近気をつけていること)→ https://hana00000.blogspot.com/2023/06/blog-post.html




2023年5月5日金曜日

すみすみハッピーエッグ ステージ13 攻略【期間限定イベント】

 期間限定イベントは普段攻略を書かないのですが、珍しく書いてみます。

もしかしたら今後復活することもあるかもしれないし。


最初の画面↓


そう、わかる人にはわかると思いますが、パッと見どこにナンバーマカロンがあるかわからないという、覚えゲーみたいなタイプのステージです。

というわけで書いておきました。

ビスケット壁の内側に2、3があり、外側に4、5、6、7があります。

配置としては

6 7

4 5

2 3

となっているわけです。(2から7のナンバーマカロンは全てコーヒーゼリー☕️の中にあって見えない)

最初勘違いしそうになりますが、見えないところにはソーダ池はありません。


これさえ把握しておけば攻略らしい攻略は正直ないのですが、一応書いておくと、こんな感じにするのがおすすめです↓


缶入りクッキー(青い大きい缶)2つを片付けないと似顔絵ゼリー(画面中央)の部分がクリアできないので、缶入りクッキー周辺を片付けるのがまず重要なわけです。(1のナンバーマカロンと、その位置にある似顔絵ゼリーはさっさと片付けましょう)

そして、それを進めると割と簡単にドラムを作れると思います。

なので、そこでラインドラムを作れば2以上のナンバーマカロンが早いうちに片付けられます

画像だとラインドラム2つが接してしまっていますが、離しておくor作るタイミングをずらせば2、3のナンバーマカロンをどちらもすぐに片付けられます。
2のナンバーマカロンが左、3が右なので順番を間違えないようにします。

4から7のナンバーマカロンに関しては、缶入りクッキーが片付くタイミングで手前側に移動してくるくらいがちょうどいいと思います。

そこからは残りのナンバーマカロンと似顔絵ゼリーを頑張ります。

これまた攻略も何もないですが、

・ちょっとした先読みを使う
・割と簡単にレインボードラムが作れるので活用していく
・いざとなったら画面左下のアイテム使用
・すみすみが移動する系、変化する系のとくぎは割と使えそう

あたりですかね。

クリア後↓(そういえば全画像別の回かも…💦)


何回かかかってクリアできました。

とりあえずコーヒーゼリーの中身を覚えればなんとかなる!という気がしますので挑戦してみてください。



期間限定じゃないステージの攻略↓

すみすみ攻略一覧(ステージごと)→https://hana00000.blogspot.com/p/blog-page_27.html






2022年11月26日土曜日

暁のヨナの登場人物を勝手に性格診断(MBTI)してみた・考察

キャラ同士の関係性が絶妙すぎる。


MBTI性格診断

16タイプの結果が出る超有名な性格診断。

ここで診断できます→ https://www.16personalities.com/ja

サイト同様、分析家外交官番人探検家で色分けしています。

仲介者」の紹介ページ曰く、それぞれ、理論、信条、実用性、刺激に基づいて行動しているみたいです。


性格診断一覧

ヨナ ESFJ-A(外向、現実、道理、計画、自己主張) 領事官

ハクESTJ-A(外向、現実、論理、計画、自己主張) 幹部

ユンISFJ-A(内向、現実、道理、計画、自己主張) 擁護者

キジャINFP-T(内向、直感、道理、探索、慎重) 仲介者

シンアISFJ-A(内向、現実、道理、計画、自己主張) 擁護者

ジェハENFP-A(外向、直感、道理、探索、自己主張) 広報活動家

ゼノESFP-A(外向、現実、道理、探索、自己主張) エンターテイナー

スウォンINTJ-A(内向、直感、論理、計画、自己主張) 建築家

リリESTP-T(外向、現実、論理、探索、慎重) 起業家

テジュン ESFP-A(外向、現実、道理、探索、自己主張) エンターテイナー



他にも登場人物は多数いますが、特に主要人物&性格診断してみたら面白そうなのはこの辺りかなと。

気が向いたらまた書き足すかもしれませんが。

なんだかんだ2面性を持ってる人が多いので難しかったです。

こうやってみると、最初の方ってヨナとハク以外内向型の率が高いんですね。書いてないけどイル王とかイクスも絶対そうだし。

そしてやっぱりみんなキャラが立ってますね。かなり性格がバラけてます。


○ヨナ領事官

面白いことに、大体の項目で作中でメジャーと思われる方になってます(ここで書いてないキャラの性格も含め)。全人口の12%もいるらしいので自然ですね。

人気があり、社交的、人の役に立つのが好き、争いごとが嫌いなどの特徴があります。

正直あまりドンピシャではない気もしているのですが、強いていうならやっぱりこれで合っているのかもと思ったり。

ファッションや自分の見た目に興味があるというのも初期にはかなり当てはまりますね。


○ハク幹部

え?と思いましたがそういえばこの人風の部族のトップでした。

地域社会のまとめ役になりがちな性格タイプらしいです。

思い出してみると、他にもみんなを統率している場面が要所要所にあります。

全人口の11%。


○ユン擁護者

内向型にも関わらず社交性のあるタイプらしいです。細やかで献身的。全人口の13%と多い。

医学や学術で活躍するタイプなので完全に合ってると思います。


○キジャ仲介者

全人口の4%。

「冒険家」と迷ったのですが、他の人との関係性も考えるとどちらかというとこっちかなと。

利他主義者。内に激情と情熱がある、 1つの目的に集中するが多くのことをしようとすると力尽きる、あたりが合ってると思います。あとは美、哲学、信条あたりのワードも個人的には一致していると思っています。

(ちなみに私もこの仲介者です


シンア擁護者

タイプとしてはユンと同じなんですよね。似てないと思うんですけども。

注目されるのが苦手、自分の成果は控えめに言う、みたいなところはかなり合ってるかもしれません。

あとは、口下手ではありますが人(特に家族)と深く関わるというのも合ってるかも。

ちょっとだけ「提唱者」と迷いました(明らかに違う部分もあるけど近い部分もある)


○ジェハ広報活動家

とにかく自由にしか生きられないタイプ。それと同時に人との交流を大事にしています。リーダーとして称えられることがあるけど独立独歩を好むというのもまあ合ってると思います。全人口の7%という絶妙な立ち位置。

ヨナたちとの出会いの頃を考えるとこの性格というのは納得です。


○ゼノエンターテイナー

歌やダンスに自然に割り込んだりするタイプらしいです。

確かに初対面(正確にはそうとも言えないけど)の時、自然に割り込んで、というか場に溶け込んでましたね。

長期的に物事を考えるのが苦手らしいです。

だからこそあのポジションなんでしょうね。他の人だったらもっと重い感じになってしまっていると思います。


○スウォン建築家

出ましたよこれ。全人口の2%のレア系性格タイプ。

少なくとも私はこの人に対して共感できないポイントが多いと思っていた(それがまた話に深みを与えてるけど)のですが、多分みんなそうなんじゃないでしょうか。

知識欲が深く、孤独で、先手を打って動く戦略に長けたタイプ。

計画的に型破りなことばかりしているというのはまさにこれです。

架空の悪役や誤解されたヒーローには多いらしいので、意外とフィクションだとよくいる性格タイプなのかもしれません。


○リリ起業家

賢くエネルギッシュ、偏見のない目で見ることができるタイプ。

危険を好むし規則は破ります。うん、確かにずっとお父さんの目を盗んで動いてたよね。

全人口の4%でやはり珍しいです。

あ、ちなみに、自己主張/慎重だと慎重側なのって上に載せた10人だとキジャとリリだけになったのですが、これマジで正しい気がする。シリアスな話が多いながら、深刻というか神経質な雰囲気になりすぎないのは、主要人物の多くが自己主張型だからという(この2つの違いは私もちゃんと説明できないのですが、検索するとなんとなくわかります)。


○テジュンエンターテイナー

ゼノと同じになりました笑

長期的に物事を考えるのが苦手とか、チャンスに飛び込みがちというのはなんか合ってるかもしれません。



関係性一覧

※MBTIは本来関係性を割り出すものではないらしいです。

下記の2サイトを参考にしてます。

https://uranaino.net/archives/1483

https://www.izayoiblog.com/


○ヨナとハク

ビジネス関係。

ええーって思うけど最初の方から読んでると納得かもしれない。

お互いを理解できるし話も盛り上がるけど、長らく一線を引いてきましたよね。なんというか。

ということで、そこから変わっていくのがいいということにしておきます。


○ヨナとユン

鏡像関係。

外向or内向だけが違います。

似ている部分も多く、議論が活発にできるらしいです。

6巻〜7巻で、一緒に船に潜入しつつ少しずつ違う役割で活躍していたのを見ると割と納得です。


○ユンとイクス

上に書いてないけども笑。イクスはキジャと同じ仲介者です。というより、キジャより確実に仲介者だと思います。理想を求めて詩人っぽくて、放っておくと物思いに耽って隠者のようにこもったりするという。

恩恵/先生関係です。

イクスが先生です。一瞬そうだっけ?となりましたが14話読み返したら本当に文字通りの先生じゃないですか。ということで完璧に一致してたのが嬉しかったので書いてしまいました。


○ヨナとキジャ

幻想関係。

何を考えてるかわからない同士。ある意味関係が定まらないタイプみたいです。

この2人、作中では特殊な結びつき方をしてるのでアレなのですが。

多分一度たりともある意味通じ合ってない感というか、絶妙に考えがすれ違ったまま関係性が深まってる感は物凄くあります(違ったらすみません)


○ヨナとシンア

ヨナ&ユンと同じく鏡像関係。

シンアの性格が特殊すぎるので典型的な関係では全くない感じがします。


○ヨナとジェハ

先生/恩恵関係。

ええ……。と思いましたが、確かに他の関係性と比べるとこれが自然かも。

ジェハが自分にないものをヨナに対して感じている=受け取っている=恩恵ということで。


○ヨナとゼノ

準同一関係。

一見似ているようで真反対。

困難に直面したときに協力するのには向いてるらしいです。

確かにこの2人、例えば幼馴染とか、ずっと安定して仲がいいというのが想像つかないんですよね。

それより、ゼノがふとした時に唐突にやってくる感じみたいな。

テジュンもゼノと同じ性格タイプというのがなんか信じられませんが、それが合ってるとすると、ヨナとテジュンもこの関係になります。


○ヨナとスウォン

衝突関係。

難しいのですが、これ、静電気みたいな関係と解釈しました。

距離が遠い間は魅力的に見えて、近づくと事故る。

人によってはそれを乗り越えてもっと近づくことも可能かもしれないけど、うまくいかず離れたまま終わることも多い…みたいな。

この2人の関係をずっと不思議だと思ってきたのですが、衝突関係について読んでいるともっと不思議なのでそういうものなのかなと思います。

一番最初に出てくるこの2人がこの関係性になってるのって凄すぎますね。


○ハクとスウォン

支配/監督関係。スウォンが上に立つ側です。

この関係の怖いところは、上下関係が社会的にそもそも逆だったり、崩そうとしたりすると対立するというところ。

だからこそハクはより苦しんでいたのではないかと個人的に思います。


○ヨナとリリ

恩恵/先生関係。

この関係多いな(そこが重要な気もする&今回書かなかった他の組み合わせでもこの関係のとこ、あります)。ここではリリが先生側です。

が、お互いに自分にないものを感じて学んでいるようにも思います。



と、ここまでで重要だと思われる関係は一通り見てきたのですが、逆に、この関係性の二人っていないのかな?という観点から見たのをちょっとだけ書いておきます(本当は他にも重要な関わりのある2人ってたくさんいるのですが、大体相手の性格がよくわからなかったりして、絶対違うだろみたいな感じになってしまいがち…)


双対関係

4文字目までのアルファベットが全て異なる2人。

ハク&キジャとゼノ&スウォンが当てはまります。マジか。

でもちょっとわかる気がしますね。全く違うタイプなんだけど緊張感が高まりすぎないというか、絡んだらシリアスになりきれないような感じが。


○準双対関係

見た感じ2文字目のみが同じパターンと3文字目のみが同じパターンがあるっぽいです。

スウォン&リリが当てはまります。

関係性を築くことが難しいタイプです。ああ…なんかこう、一番割り切ってるというか何も取り繕う気もなさそうな接し方をお互いしてましたね…これに関してはだいぶ納得です。


○活性化関係

2から4文字目が逆のタイプ。

ハク&ジェハが当てはまります。

ストレスを和らげ合うことのできる関係です。

この関係って結構重要だと思うんですよ。距離の近い2人がこれだと依存関係にもなりかねないという意味で。

そして多分、上で挙げた10人だと他の組み合わせではこの関係性、ありませんでした。

この2人に関しても活性化関係の典型ではない気が物凄くするし、話全体にいい意味でのドライな空気があることとも一致する気がしてます。


まとめ

いい感じに性格がバラけてました。

が、割と現実でもメジャーなタイプか、現実ではあまりいないのにフィクションでは意外とメジャーなタイプ(主にスウォン)が多かったですね。

というわけで今後また性格診断してみたい作品を見つけたら、自分なりの診断結果として論理学者とか指揮官とか巨匠とかのレアなタイプのキャラを見つけてみたいですね。

あとは、関係性がいいところに関しては先生/恩恵関係が多かったですね。

これが物語全体で結構重要な気がします。

他人に対して自分にないものを感じ、自分自身が変わっていくというのが物語の大きいテーマの1つな気がするので(普遍的なテーマではあるけど、友情とかでは片づけきれないそういう関係がここまで自然にたくさん描かれているのは意外と珍しい気がする)。


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