2021年10月5日火曜日

すみすみ ステージ945 攻略 エリア48(旗を立ててクリア)

エリア48では「チョコミントアイス」🍨が登場。

ゲーム内での説明をそのまま引用しますと、

「となりのすみすみを2連続で片付けると一緒に片付くよ!
連続で片付けないとアイスがどんどん固まって
消しづらくなるから注意してね」

ということだそうですが、初手で片付けなかったアイスはその後2段階に分けて固まります。
つまり、すぐに片付ければ2連続で済みますが、固まりきったあとだと4連続で片付けないといけないというわけです(伝われ)

最初の画面。

ティーカップが1個も片付かないうちに手前がスイートティーゾーン(?)にチョコミントアイスや角砂糖がたくさん溜まってしまって何もできなくなると困るので、とにかくそれを避けながら進めていくゲームになります。

そのためには、奥の方で1個でも2個でもチョコミントを片付けられそうなときは片付けます。
今回はちょっと無理そうなので、最初から手前の方をなんとかしていきます。


何もせずにいきなりサークルドラムが作れたのはなかなか運がよかったです。
初手の配置がいい時を狙うのも大事かも。

角砂糖をできるだけ壊さないようにしつつ、うまくチョコミントアイスは(できる範囲で)片付けていきます。


チョコミントアイスが1個片付きました。
それと同時に、角砂糖がいい感じにスイートティーに近づいてきました。

スイートティーが3個片付きました。
ここからは、手前と奥の分断がなくなったので、残りのスイートティーを片付けつつ、ゼリーを片付ける段階に入っていきます。

ちょっと停滞してる…?と自分でも思いましたが、うまく、やま '20(ピンク)がたくさん集まったのでレインボードラムを作成。

さらにサークルドラムも作成。
ここらへんはうまくいかなかったらとくぎを使っていきましょう。


ドラムを組み合わせて一気に片付けます。これでスコアも伸びます。

このあと、これまた危なかったですが、満を持してとくぎを使ったりしながらなんとかクリア。



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2021年9月4日土曜日

すみすみ ステージ591 攻略  エリア30(アイテムなしでクリア)

 久しぶりにプレイしてみたら、スコアがキリのいい数字だったので、多分クリアできなくてスキップを使ったっぽかったというステージです。

やっと効率のよいクリア方法がわかったので書いておこうと思います。

最初の画面↓(この画像ので囲ったところに注目)

見えづらいのですが、似顔絵マカロンはドーナツで囲われています。

このステージのポイントとして、最初はすみすみが4種類出てくるのが、途中から5種類になる、というのがあります。

4種類のうちはサクサク片付けていけるのですが、5種類になったとたん面倒になっていきます。

ということで、攻略ポイントは、4種類のうちになんとかしておく、ということです。

5種類目のすみすみが登場するのは、

③の列のドーナツを片付けたとき

だと思われます。(何度もプレイしたところそうっぽい)

ということで、赤で囲ったところのドーナツを、ラインドラムを使って①、②、③の順に片付けるとよいです。(①と②は逆でも問題ないです)

また、ドーナツを片付け終わった後に似顔絵マカロンを一掃するためにレインボードラム2つを作りたいので、1個は事前に作っておくというのも重要になります。

①の列↓

②の列↓

このあたりでレインボードラムも1つ作ります。
今回はしろくま パビリオン風(白+ピンクのすみすみ)がうまく固まっているので、集めてレインボードラムにしました。

とかげ(水色)のすみすみをタップしてラインドラムにします。このとき、レインボードラムとラインドラムが接しないようにするのがポイント。

③の列↓

③の列のドーナツを片付け終わると新しい種類のすみすみ(今回はあまぐりちゃん)が登場します↓

ちょうど、とかげ(水色)が手前のゾーンだけにいるというちょうどいい状況なので、ここでとくぎを使って数を増やします。

今回はちょっと数が足りなかったので、もう少しターンを消費してさらに数を増やしました↓

このとかげをタップして、レインボードラムにします。

レインボードラム2つを接するようにさせて、2つ組み合わせれば、すべてのすみすみとマカロン、似顔絵マカロンが片付いてクリアです(ビッグウェーブドラム)。


今回は以上!


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2021年8月19日木曜日

すみすみ ステージ930 攻略 エリア47(旗を立てて&アイテムなしでクリア)

 エリア47ではキャンディボックス🍬🍭が登場します。





最初の画面↓

このステージでは、左側と右側のキャンディボックスの蓋が交互に開くので、開いている側のすみすみを片付けながら、キャンディボックスの数を少しずつ減らしていきます。

最終的にはレインボードラム2つとラインドラム1つを用意します。

できるところからやっていきます。このプレイではまずレインボードラム↓

またレインボードラムを作ります。サークルドラムも増えてますが、あまり関係ないです。
レインボードラム同士をくっつけます↓

ラインドラムも作ります。このとき、ラインドラムはレインボードラムとは接しないようにする必要があります。

くっついてしまいました↓

頑張って移動させて引きはがしてもいいのですが、今回はせっかくなのでもう一つ作ります。

ということで完成形(?)↑

このとき、

レインボードラム2つを接した状態で用意(直接接してなくても、ビッグウェーブドラムになる状態ならOK)

②ラインドラムをロケットの隣の列(?)に配置(図の位置は一例、緑で囲んだかちかちアイスを通るように。もちろん左側の同じ位置でもOK)

③ラインドラムがある側のロケットの数字を「2」にする(ただし、下の図のような配置のときにはラインドラムを片付けたときにロケットの数字が1減るので、「3」にしておく必要あり↓)




という条件をそろえてます。(あ、今の画像は別のプレイ回なので気にしないでください)

ただ、これ、完璧に綺麗な状況にするのがなかなか難しいので、臨機応変に微調整するのが重要です。

このあと、まず、ラインドラム(単独)でかちかちアイスをとろとろアイスにします↓


次に、レインボードラム2つを片付けます↓


この時点で、ロケットの数字が1個減って「1」になる&アイスの残りがとろとろアイス2個のみになります。

最後に右端のとかげ(水色)を片付ければ、ロケットの数字が0になってキャンディが飛び出して、最後のとろとろアイスも片付けることができます。

旗を立ててクリアできました↓


こんな感じで最後に一気に片付けるのがいいですね。

というわけで今回は終わり。


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2021年8月13日金曜日

すみすみ ステージ898 攻略 エリア45(アイテムなしでクリア)

今回のアイテムなしというのは、途中でドラムを一切作ることもなくクリアという意味です笑

スコアは全く伸びない方法なので、高スコアを取りたい方はここから少しずつ崩していってドラムを作りつつクリアするとよいと思います。

エリア45では似顔絵パフェが登場。
パフェと接している、似顔絵と同じ種類のすみすみを片付けるか、ドラムを使うと片付いていきます。

最初の画面↓


必ずそうなっているというわけではないのですが、最奥に片付けたい2つのすみすみの間にある通常のすみすみ2つが同じ種類だと非常に楽です。
(ある程度の確率で同じ種類になっているので、その時を狙ってクリアを目指すと良いと思います。今回はそのパターンの時の攻略ということで。)

赤い印をつけてみました↓今回はやま’20(ピンク色)同士でした。


まずは適当にフーセンガムを小さくするなどして1ターン消費します↓


こうすると、さっき印をつけた位置のすみすみをタップすると、最終的に片付けたい2つのすみすみが隣りあった状態になります(赤い印のところ)↓


あとは、パフェを手前から奥に順番に片付けながら(手前の3つは同時でも大丈夫ですが、順番が逆にならないように)、目的のすみすみを移動させていきます。


1番手前のパフェの似顔絵がノーマルしらす(白色)だけになりました。
これを片付けるとすみすみがそのまま移動してくれます。

あとはこれと同じようにやっていきます。




ここからはパフェが無くなった跡を勝手に移動する、というわけにいかないので、できるだけ周辺を普通に片付けていって目的のすみすみをベストポジションに持っていきます↓
他のすみすみの配置との兼ね合いも見ながら柔軟に判断すると良さげです。


ここで最後のパフェを片付けます。


あとは普通に片付けていきます。うまくいかなさそうな時はとくぎでなんとか乗り切りましょう。(あとは最終手段としてアイテム使用もありですね)


あとは奥のノーマルしらすをタップすれば一気にクリア。

見ての通り非常にスコアは低いです。

…が、かなり綺麗にクリアできたパターンだと思うので載せてみました。



2021年8月9日月曜日

すみすみ ステージ879 攻略 エリア44 (アイテムなしでクリア)


エリア44ではポッピンキャンディ🍬というのが出てきます。

ポッピンキャンディに隣り合うすみすみを片付けると、キャンディが飛び出して、キャンディが当たったすみすみがランダムで片付きます。


最初の画面。

まずはポッピンキャンディに接しているすみすみから片付けていきます。
やっているうちに全体的に片付いてきます↓

ここまでが運ゲー第一段階という感じ。うまくいくときは結構すぐ片付いてくれますが、ごくまれに全然進まないときもある感じです。


あと1回でゼリーが全部片付きます↓


ゼリーが片付くとコーヒーゼリーが出てきます。

一番面倒なのは赤印をつけたところのコーヒーゼリー↓ その隣も多少面倒です。
奥側のコーヒーゼリーはビスケット壁によるブロック(?)がないので簡単に新しく次のすみすみが供給されるので割と楽です。

ポッピンキャンディによる連鎖ですみすみが一度一掃されてしまうと、このようにビスケット壁によってブロックされて手前の方が何もない状態になってしまいます。↑


できるだけ、そうなる前に片付けにくいところのすみすみを片付けるように意識するのが重要です(このスクショを撮ったプレイの後から気を付けるようになったのですが、意外とできます)

まず、コーヒーゼリーが出てきた時点では、手前の方のコーヒーゼリーの中身はバルーンになっているので、そのままの状態では片付きません。

なので、ポッピンキャンディをできるだけ避けながら、1つでも多くの(特に片付けにくいところの)コーヒーゼリーの中身が普通のすみすみになるように微調整的な感じで少しずつ移動させます。

(コーヒーゼリーの中身がわからなくなったら、周辺を長押ししてどこまで片付くのかなんとなくチェックしてみるといいと思います)

その後にポッピンキャンディを利用して一気に片付けると楽です。


…と長々説明しましたが、うまくいかないこともあります。


1番片付きにくいところのコーヒーゼリーが1つだけ残ってしまいました↓

このとき、例えば赤で囲ったところのすみすみを片付けると、ポッピンキャンディに一切接していないので、赤で囲ったところ以外のすみすみは一切片付きません。
そのようにしてちまちまと片付けながらうまくコーヒーゼリーの中にすみすみが入るまですみすみを増やしていきましょう。
(ポッピンキャンディは割合高めで出てくるのでそううまくもいかないのが現実です。実際、この段階では諦めて一旦ポッピンキャンディを片付けました。)


で、最後のコーヒーゼリーを片付ける直前のスクショが撮れていなかったのですが、そのさらにちょっと前のスクショがこちら↓

うまくポッピンキャンディが左の方ばかりに固まっていて、右の方は比較的自由に動かせたので、少しずつすみすみを片付けてなんとかしました。


ここまでは普通にプレイしていてできることの方が多いので、うまく回数短縮するのが大事かなというところ(もちろん運ゲー要素強いので何回もやるか、そもそもこのステージをスキップしてしまうのもありだとは思います)


問題はここから。

最後に似顔絵ゼリーが出てきます↓

似顔絵ゼリーに描かれるすみすみは、ホーム画面のおとものすみすみ3つのうち一番下のすみすみです。(いくつか入れ替えて試してみたところ毎回そうだったのでおそらくそうだと思います。えーと、このステージまで来た人は大体3種類おともに設定してますよね…?)

ということで、今更ですが、おとものすみすみをどう選ぶかというのもこのステージでは大事だと思います。

毎回のプレイごとに運要素が色々あるので、似顔絵ゼリーになるすみすみをどれにしても偶然ハマる/ハマらないというのはありますが、基本的に、とくぎが「となり(周辺)のすみすみがそのすみすみに変化する」「同じ種類のすみすみが集まってくる」タイプのものが有効かと思います。


というわけで、私は今回、「にせつむり クリスマスツリー風」を選びました。(ツリーっぽい緑色のかたつむりのすみすみ)
とくぎLv1の時点で、タップしたすみすみと最大3個のすみすみが列の一番後ろに移動してくる、という効果があります。

列の後ろに移動してくる系は前に移動してくる系より少しレアなのですが、こういう配置のステージでは役に立ちます。他にはほこり、ふろしき、しろくま パビリオン風、キイロイトリ くらげ風があるようです。(今後追加の可能性あり)
恐らく多くの人が入手している(期間限定系じゃない)のはほこり、ふろしきの2種類ですね。


ここでとくぎを使います。

これで左側2つの似顔絵ゼリーを片付けることができます。
たったこれだけですが、ターン数をしっかり削減できていますし、ポッピンキャンディとも位置を入れ替えることができたりビスケット壁を越えることができたりするという点で、すみすみが変化する系のとくぎより実は強いのではないかと思います。

運がよければ1回とくぎを使うだけで一気にクリアできることもあるかと思います。


えー、またまた途中スクショ撮れていなかったのですが、最後の1個まで来ました↓


状況に応じて柔軟に判断するのが大事なのですが、私はここであえてとかげ(水色のすみすみ)のとくぎを使いました。
(後から見ると、もう1ターン使えば、にせつむり クリスマスツリー風のとくぎでクリア可能なのですが、この時使いこなし方がわかってませんでした。あとはやっぱりその間にわたあめが生産されていくのがちょっと怖いという感じ。)

とかげはとかげでとくぎを使えば絶対クリアできたというわけではないのですが、そこは賭けです。

とくぎ使用後↓


真ん中の方のすみすみがとかげばかりになったので、これらを片付けます。

その時点で、場に残っているすみすみが少なめ+ポッピンキャンディがたくさん片付くので、そこそこの高確率で、最後の似顔絵ゼリーがキャンディによって片付いてクリアできます。


クリアできました↓


おともにするすみすみを選べば多少運要素を軽減できるのではないか?というステージでした。

旗を立ててクリアはできていませんが、「にせつむり クリスマスツリー風」が急遽使ったためスコアが低めだったということで、もう少し伸ばせていたのではないかと思います。

…というか、旗が立つスコアまで行くことはあるんだけどそういう時に限ってクリアできないんですよね…。

あと、今回はアイテムなしでクリアしていますが、アイテムを使えばとくぎ関係なしにクリアしやすくなります。(なんでもアイテム使えばいいというタイプではないので、ここぞという場面で使うのが大事になりますが…。)

こんな感じで終わります。



2021年8月7日土曜日

魔女の宅急便の原作4巻のとんぼさんの手紙が全男子に読んでほしいくらい好き。(小説・感想)

 うーん、なんだこのタイトルは。

まあでもそのままです。

まずは魔女の宅急便原作のとんぼさんというのはどういう人物なのかを軽く紹介しておきましょう。

あ、もちろんネタバレ多いです、ご注意を。


・キキより1つ年上

 少なくとも5巻にははっきりと書かれています。

・1巻(キキ13歳)のときキキがちょっとほうきを放置していたすきに盗んで飛ぼうとするも当然失敗、キキに怒られる

 結構反省してます。それと同時に興味津々です。

・キキの仕事を手伝ったのをきっかけに仲良くなる

 電話したり家に来たりまあまあ積極的です(でもこの時点ではまだ友達です)キキに対して「さばさばしていて話しやすい」というのですが、この一言にキキは悩むことになります。

・飛行クラブに参加している

 キキと出会った時、いや多分出会う前からずっとですが、飛ぶことというか自分の理解を超えた現象への興味が尽きません。似たような仲間とつるんでいます。

・2巻ではキキのおしゃれな友達であるミミさんと仲良く談笑しているシーンがある

 別に特に恋仲というわけでもなく、とんぼさんは意外と普通にコミュ力が高かったりします(?)。それを見たキキは無意識の嫉妬からとんでもない行動に出ます。ここらへん、一番読んでで胸が痛かったです。

・3巻ラストで遠い町の技術学校へ

 昆虫について研究したいということで、ここから一気にとんぼさんの興味は昆虫へ向かっていきます。30代になった最終巻でもずっとそうです。


…と、ここまでのことがあっての4巻、タイトルは「キキの恋」です。

4巻、5巻はとんぼさんが学校に行っているのでずっと遠距離恋愛です。

たまに会うけどほとんど手紙でのやり取り。そこに良さが詰まっていると思います。


ここでとんぼさん視点の話を想像してみます。

一応三人称の物語ではあるのですが、ほぼキキの視点で話が進んでいます。

(唯一5巻ラストの方でとんぼさんの学校での姿が一瞬だけ書かれていてそれが印象的ではあるのですが。)


まず、1巻の出会いの時、とんでもないことを言ってます。

飛行クラブの活動としてほうきで飛ぼうとしていて、きょう「も」キキ(というかオソノさん)のお店の前にいた、という。

出会う前から気になりっぱなしですね。自分にはできないことができるという点で。

そして出会ってキキに怒られます。

怒られたけど最後には笑ってくれたし、顔を覗き込まれた時にはやっぱりドキドキしたのかなーとか思ったりします。(照れくさそうと書いてありました)

後日、キキに仕事について相談されて助けることができた時にはかなりホッとしたのではないかと思います。

というか、ほんの少しだけキキへのコンプレックスが解消されたのではないかと。(ここが肝心の4巻の手紙にもつながります)

それからキキと仲良くなっていきます。

大体各巻のラストの方で2人にとって重要な出来事が起こるんですよね。

1巻ラストではキキが町に来て1年ということで帰省、その直前にとんぼさんがキキにポシェットをプレゼント。これは半分くらい告白です。でもまだはっきりとは言いません。(私としてはこの時点で好きということは自覚しているのではないかと思っています。)

2巻ラストではとんぼさんが風邪をひいて、キキがくすりぐさを届けてくれます。とんぼさん的には優しいなあ、くらいな感じだったかもしれませんが、これがキキがもう一つの魔法(薬)を覚えるきっかけになるというそこそこ重要な話です。

3巻ラストではキキが「とんぼさんがすき」と自覚します。そして、とんぼさんが技術学校に行く前にキキと2人きりで会って、そこで「キキもどっかに行っちゃう?」と聞きます。キキが否定すると嬉しそうにします。案外この時にもう、ずっと一緒にいたいと思っていたのかもしれません。ではなぜ遠くに行くという矛盾した行動に出るのか。その答えは4巻の手紙(この記事のタイトルの)にあります。

4巻ラストでは唯一とんぼさんと関係ないエピソード2つで終わります。しかもこれがなかなか凄い話。キキの恋、という巻なんだけどそうやって締めるのが印象的。

5巻ラストではとんぼさんが学校を卒業したことで2人が結婚へ一歩踏み出し、6巻では2人の子どもたちの話がメインではありますが、子どもの旅立ちを見送る2人の姿もなかなかいい感じ。


…というわけでやっと4巻のとんぼさんの話になります。

学校に行ったのは一つには自分探しの旅みたいな意味合いがあったのではないかと思います。もちろん現実的に将来を考えてるとかもあるだろうけど。

キキというわけのわからない存在に出会ってしまって、なんで自分は飛べないんだろうとか考えて、それでも自分にできることを探そう、という。

さらに夏になると雨傘山という山にこもって生活を始めます。キキからすると帰ってこないで自由に楽しくやってる、というふうに見えますが、手紙にある通りこの時もどこかに焦りを感じていたのではないかと思います。

雨傘山の夜の暗闇の中で息を潜めているうちに、ふと、キキだけが特別というわけでもなくて、この世界は不思議なことでいっぱいなんだ、と気づいて、初めて本当に「キキのことが好き」と思えるようになります。

ここの手紙での告白、これほど美しい告白の仕方があるのかと思って呆然としました。

もう少し抽象的に誰にでも当てはまるようにいうと、「君が特別で凄い人間だと思ってコンプレックスに感じて焦っていたけど、きっと自分にもそういう特別な部分があるはずだと気づけたから、初めて対等な同じ世界の人間として好きだと思った」という感じですね。

(こう言ってしまうと文章が固くてアレですが、まあとにかく美しい文章ですよ。というわけで気になる方は読んでください。)

相手のことも素直に認めるし、自分にも自信を持つ、ということが大事なのではないでしょうか。

この手紙の中くらいでしかはっきりと明かされないとんぼさんの内面の葛藤、そして全体を通してゆっくりと成長している感じ、着目してみるとなかなかいいものです。


魔女の宅急便は小学生に読んだきりで、久々に読み返した感じだったのですが、今見るととんぼさんが不器用ながらいい男なんですよ(何目線)

小学生の時に感じた、「キキが凄く輝いて見える」現象、とんぼさんのおかげでもあったんだなあと感じたり。(今見るとあー悩んでるわーという印象が強いですが、当時はキキが輝いて見えたしとんぼさんに一切注目しておらず他の脇役の方がずっと印象に残っていました)

というわけで別の記事で個性的な脇役たちについて一言ずつ書こうかしら。

あ、なんか後半改行しなさすぎててすみません。

とりあえず今回はこんなところで終わりです。

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